誰にも分からん、Quince(花梨)に熱を加えると赤くなるわけ
ここに戻るの久々な気がします。
選抜野球だのプロ野球開幕だの人事異動だの、集中すべきことが次から次へと
シフトしてました。もちろん今でも。
そんな中で・・
今日のまかないご飯当番は私で、
選抜中継見ながらの支度でした。なんて平和なんだろう・・
ベジクリームコロッケとベジスープ。と、サフランライス。
まかないご飯だからこそ、本気で向き合います。
カレーもカレー粉使わず、スープの出汁はいろいろな素材から作ります。
毎回副・料理長がチェックしてるんですよ~
毎回直球な感想を受けます。
見た目が悪い、味が入ってない、大雑把・・などなど
逆に彼等が作る時はいろいろとチェックしてメモさせて頂いてます。
チャンスがあればまかないご飯つくりを手伝うフリして、、
知識やスキルを盗む。しかないでしょ。。
そ~んな時に花梨を渡されて、
You!これでチーズプレートのジャムを作ってみて。
Meが!? 今野球観戦でとーっても忙しいのに !?しかもその花梨、
誰かの使いかけだし、古そうだし・・
突然くるこういう宿題。
にしても、香りがステキ。
花梨はこれから冬を迎えるシドニーにとっては、
正に旬なんです。
見た目は・・洋ナシに若干似てます。
触ると固めでやっぱり洋ナシにそーっくり。
でもナシとは違って水分が少ない。
パサパサしていて、渋みが強いです。
ただ、花梨にはまだ解明されていない魔法があるんです!
それは熱するほどに赤く染まります。
花梨
スーパーに売っているのを見たことがある人も多いと思う。
洋ナシがボテッとしちゃった・・みたいな、
クリーム色で、硬い。
なる程度の熱ではさほどソフトにならずに、
頑固にシャキシャキしている。
でも、、、時間を掛ければ掛けるほどに赤くなります。
変色マジック
植物系の赤系統はフツーはアントシアニンの影響が大きい。
が、とある学会で証明され済みですが
花梨にはアントシアニン系の色素は検出されなかったものの、
ポリフェノールが検出されたんです。
しかも、花梨の量に対して30%の砂糖を加えた時が一番偏食するみたいです。
ポリフェノールは植物組織ではポリフェノール酸化酵素によって酸化しやすいけど、酵素がなくても何らかが混じって加熱すると赤い色の物質ができるようです。
しかし、未だこの物質が何なのか、正体が明らかになっていません。
だからマジックなんです。
こんなに科学的にも進歩している現在にも、解明出来ていないことの一つ。
ところで、もうすぐ月も赤く染まるそうです。
皆既月食。
前回は去年の10月8日に世界的にニュースになりました、Bloody Moonだとか。
そして今回は4月4日にあるそうです。
いくらかターニングポイントを迎える人がいるのかも。。特に去年10月頃に印象的なことがあった人にとっては。
自分もその一人の様な気がします。
ちょーっと今自分、占い師のマネをしてみました!
ではでは!!