シェフであり続ける、、ということ

元ナースがシドニーでシェフの勉強中。きっかけはいつもテキトー、でも中途半端は大キライ。どうせやるなら・・!

Daily free(デイリーフリー)、Vegetarian(ベジタリアン)、Vergan(ビーガン)食について

昨日の朝、友達からLINEがあったんです。

また料理長が機嫌損ねて・・

ありゃ、大変。。

前の職場の料理長は、感情の起伏というよりも

表現方法が激しいんです。

そのキッチン内には地雷が至る所にあって踏み場のない期間もある。

自分かな???とそれぞれが責任を感じて皆がショボーン。。

ウェイター、ウェイトレスに対しても容赦なーい。

 

でも、この料理長のお陰で今の自分が在るんです。

実は、当時のことも全てノートに記録してあって、

その店で誰かと交わした会話の中で

大事だな~と思ったことは全て書き留めてあります。

他人の言葉って勉強になるんですよね。。

 

では、前回の続き…

Special Daietary requirment(特別食のリクエスト)。

今日はDairly free, VegetarianとついでにVerganも。

Dairly free(無乳製品)

これは、前回書いたLactose freeとほぼ同じ・・でも若干ずれている。

一言でDairly(牛乳・クリーム系・バター・卵)製品を食べない人

 

ラクトースフリーと違う点→卵を食べるか食べないか

https://instagram.com/p/zr-XezqZXy/

 

卵にはラクトースが含まれていません。

が、、(ちょーっと医学的視点になりますが・・)

 

肉や卵なんかの人以外の動物性タンパク質は、身体の中に入ったら分解されて自分の身体と同じ種類のタンパク質へと変換させてから、初めて吸収されます。

(この作業は結構パワーがいるので、身体にも負担)

卵アレルギーコレステロールの人等はデイリーフリーの食事スタイルです。

だからデイリーフリーだけどミルクプロダクトOKのお客様も結構いらっしゃいます。

きっと高コレステロールなんだろうな・・と思いますが。

 

Vegitarian(ベジタリアン

これは野菜だけを食べる人。

この場合は宗教的なものもあるけど、さっき書いたように動物性タンパク質を取り入れるにはいろいろな変換作業が身体の中で行われるために、

普段以上のパワーが必要となり当然負担にもなるんです。

健康志向の人もこの食事スタイルを摂っています。

中にはビーフストックを使ったソースもダメ、かつお出汁もダメ、卵もダメ、、

等の方もいる。

でも卵や乳製品はOKです。

Vergan(純粋菜食主義者)

 これは、動物性のものは一切口にしません。

卵や乳製品も魚も一切ダメ。

 

ついでに極わずかですがRaw Verganと言う人達もいて、火を通さない生菜食、未加工の食物のみ摂取します。

 

 

よくよく考えてみると、ナースとシェフの勉強は通じるものがあります

ドアを開けた瞬間より、情報収集しながら状況を判断しながら質の高いサービスを提供していく。

私もお客様の一人一人に合わせた料理いつでもサービス出来るシェフでありたいと、今の仕事を通して勉強させてもらってます。

 

相手の意思を尊重してこそ、自分の意思が尊重されるわけで、

これらの知識も、身につけても実際に使わなくては意味がな~い。